Seibi整備工場情報
2024.05.25
ブレーキパッドの仕組みと交換時期について
ブレーキパッドとは?
ブレーキパッドとは車のタイヤに取り付けられたブレーキローターを、
両側からブレーキパッドで挟むことで摩擦を発生させ、車を減速・停止させます。
そのためブレーキパッドはブレーキローターとの摩擦で消耗していくため、
定期的な点検と交換が必要です。
ブレーキパッドの種類と特徴
ブレーキパッドには主に3種類が有り、
車の利用目的や運転スタイル、
車種に合わせて選択する必要が有ります。
①ノンアスベストタイプ
ノンアスベストタイプは「耐熱性が低い」とされていますが、
「ブレーキ鳴き」や「ダストの発生」が少なく、
一般走行用の車に多く取り付けられています。
また、ブレーキローターへの攻撃性が低く、
ローターの消耗が軽減されているため、頻繁に交換しなくてよいのが特徴です。
なお、ノンアスベストタイプは、
かつて使われていた有害な物質「アスベスト」を含んでいません。
環境保護や健康への懸念から、
アスベストフリーのブレーキパッドが開発されました。
②メタリックタイプ
メタリックタイプは、高い制動力と耐熱性を持ち、
主に「サーキット走行用の車」や「頻繁に高速道路を利用する車」などに適しています。
このタイプのブレーキパッドは、
金属を基材としているためローターへの攻撃性が高く、
「ブレーキ鳴き」や「ダストの発生」が多いのが特徴です。
③セミメタリックタイプ
セミメタリックタイプはスチールを基材としており、
耐摩耗性に優れています。
そのため、ブレーキ鳴きやダストの発生が少ないのが特徴です。
一般走行や高速走行の両方に適しており、幅広い用途の車で利用されています。
ノンアスベストタイプよりは、ブレーキ鳴きやダストが多く発生しますが、
ノンアスベストタイプとメタリックタイプの中間的なブレーキ性能が期待できます。
ブレーキパッドの交換時期と前兆について
一般的にブレーキパッドは摩擦材の厚さが3mm以下になると、
寿命が近く交換の時期といえます。
ブレーキパッドに取り付ける、パッドウェアインジケーターという部品は、
一定の厚さより薄くなると、ディスクローターと接触する仕組みになっており、
ブレーキパッドが減ってきていると甲高い音を立てて交換の時期を知らせる仕組みになっています。
また、車によっては警告灯で知らせてくれるものもあります。
ただし、ブレーキペダルを踏んだときに
[キーキーやシャリシャリ]とは違う音が聞こえてきたら要注意です。
例えば、「カラカラ」という音はブレーキパッドが割れているかもしれません。
他にも「ゴー」という音は、ブレーキパッドとブレーキローダーの金属同士が擦れ合っていたり、
錆や溶けた摩擦材など異物が付いていたりする可能性が疑われます。
いずれにしても、ブレーキパッドの異常が出ている可能性があるため、
早めに点検を受けたほうが良いでしょう。
こうしたブレーキ鳴きの症状は、
ブレーキパッドを交換した直後にも起こる場合があります。
それは取り付けが不十分だったり、ローター側に問題があったりするなど、原因は様々です。
少しでも愛車に異変や異音等を感じたら、
下記番号またはメールアドレスにてお問い合わせください。
お問い合わせ先
ティティエスとちぎ
TEL 「028-672-7711」
e-mail 「tts@ci.mbn.or.jp」
お気軽にお問い合わせください。
ブレーキパッドとは車のタイヤに取り付けられたブレーキローターを、
両側からブレーキパッドで挟むことで摩擦を発生させ、車を減速・停止させます。
そのためブレーキパッドはブレーキローターとの摩擦で消耗していくため、
定期的な点検と交換が必要です。
ブレーキパッドの種類と特徴
ブレーキパッドには主に3種類が有り、
車の利用目的や運転スタイル、
車種に合わせて選択する必要が有ります。
①ノンアスベストタイプ
ノンアスベストタイプは「耐熱性が低い」とされていますが、
「ブレーキ鳴き」や「ダストの発生」が少なく、
一般走行用の車に多く取り付けられています。
また、ブレーキローターへの攻撃性が低く、
ローターの消耗が軽減されているため、頻繁に交換しなくてよいのが特徴です。
なお、ノンアスベストタイプは、
かつて使われていた有害な物質「アスベスト」を含んでいません。
環境保護や健康への懸念から、
アスベストフリーのブレーキパッドが開発されました。
②メタリックタイプ
メタリックタイプは、高い制動力と耐熱性を持ち、
主に「サーキット走行用の車」や「頻繁に高速道路を利用する車」などに適しています。
このタイプのブレーキパッドは、
金属を基材としているためローターへの攻撃性が高く、
「ブレーキ鳴き」や「ダストの発生」が多いのが特徴です。
③セミメタリックタイプ
セミメタリックタイプはスチールを基材としており、
耐摩耗性に優れています。
そのため、ブレーキ鳴きやダストの発生が少ないのが特徴です。
一般走行や高速走行の両方に適しており、幅広い用途の車で利用されています。
ノンアスベストタイプよりは、ブレーキ鳴きやダストが多く発生しますが、
ノンアスベストタイプとメタリックタイプの中間的なブレーキ性能が期待できます。
ブレーキパッドの交換時期と前兆について
一般的にブレーキパッドは摩擦材の厚さが3mm以下になると、
寿命が近く交換の時期といえます。
ブレーキパッドに取り付ける、パッドウェアインジケーターという部品は、
一定の厚さより薄くなると、ディスクローターと接触する仕組みになっており、
ブレーキパッドが減ってきていると甲高い音を立てて交換の時期を知らせる仕組みになっています。
また、車によっては警告灯で知らせてくれるものもあります。
ただし、ブレーキペダルを踏んだときに
[キーキーやシャリシャリ]とは違う音が聞こえてきたら要注意です。
例えば、「カラカラ」という音はブレーキパッドが割れているかもしれません。
他にも「ゴー」という音は、ブレーキパッドとブレーキローダーの金属同士が擦れ合っていたり、
錆や溶けた摩擦材など異物が付いていたりする可能性が疑われます。
いずれにしても、ブレーキパッドの異常が出ている可能性があるため、
早めに点検を受けたほうが良いでしょう。
こうしたブレーキ鳴きの症状は、
ブレーキパッドを交換した直後にも起こる場合があります。
それは取り付けが不十分だったり、ローター側に問題があったりするなど、原因は様々です。
少しでも愛車に異変や異音等を感じたら、
下記番号またはメールアドレスにてお問い合わせください。
お問い合わせ先
ティティエスとちぎ
TEL 「028-672-7711」
e-mail 「tts@ci.mbn.or.jp」
お気軽にお問い合わせください。