石巻へ。ある青年のRescue

ひとり親家庭と子どもたちを見守るアウトリーチ型支援事業
特定非営利活動法人　ぱんだのしっぽ

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2025.05.04

石巻へ。ある青年のRescue

これまで社会的養護下で育ち、社会に出たものの、家庭の問題や様々な事情で行き詰まり、八方塞がりとなった青年と長年関わってきた職員からのSOSにより、急遽石巻へ。
話を聞き、状況を把握し、迅速に適切な次のステージへ導く。
本人の希望で、生き直しを図るため、宇都宮へ来ることを決定。
私たちのサポートの中、生き直しを図ります。
本人の状況から、シェアハウス「ぼっけもんの家」での生活ではなく、新規予定事業である居住支援「AJITO」を前倒しで実行し、包括的支援のもと、青年の一人暮らしが始まります。
現在彼は、辛く苦しく恐怖と絶望に支配された過去に囚われ、過去の記憶と経験の中でもがき苦しみながら生きている。
過去への依存。
依存はその対象物を失うことが一番の恐怖であるが故に切り離すことが出来ない。
その「依存」から脱却させなければ、明日への希望も持つことが出来ない。
心の棚卸しを行なって、過去の自分に向き合い、これまでの自分自身を認める事。
時間がかかるかもしれないが、腰を据えて彼に向き合っていこうと思う。
振り返ることなく、ただただ前を向き、一歩ずつ確かな道を、自分の歩幅とペースで進めばいい。
今とこれからに生きろ。