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那須ブラーゼン コラム【第2回】 若杉厚仁社長コラム
 
那須ブラーゼン 若杉厚仁社長コラム

「自分のため」だけに走るのではなく、複雑で高いレベルの使命を背負った時、

大きな成長のチャンスとなる。
 
6月末の全日本選手権を終え、シーズン前半の大きな山場を越えた感のある2017 シーズンが徐々に後半戦へと移行していきます。
チームとしてはここまで、まず開幕2戦目のJプロツアー初勝利にはじまりましたが、シーズンの中でも特別なレースとして位置付けていた那須塩原クリテリウム・那須ロードレースのホーム2連戦を悔しい結果で終え、全日本選手権ではクラッシュによりチャレンジをするところまでたどり着くことができませんでした。

良い形で開幕したものの、歯がゆい思いをしながら、でも確かな自信を段々と手にしながら気持ちは後半へと向かっていきます。

後半戦も那須ブラーゼンにとってホームである大田原クリテリウム・矢板片岡ロードレースが予定されており、
ホーム開催のレースの存在はチームの集中の糸を良い形で張ってくれているなと感じており、
これもまたホームチームのアドバンテージとなっていて、チームの成長そのものを促す要因になっています。


自分たちの活動を支える地元の方々の目の前でレースができるというのは、想像以上にチームを成長させてくれるということが、特に6月のホーム2連戦を終えて肌感覚でわかってきました。

プロスポーツ選手・アスリートにとって、「自分のため」だけに走るのではなく、もっと複雑で高いレベルの使命を背負った時、人としてもアスリートとしても大きな成長のチャンスとなるのであろうと感じています。

その意味でも、現在栃木県内のサイクルロードレースを取り巻く環境は、今ブラーゼンに所属しているメンバー達にとっても、今後も輝き続ける財産となることでしょう。

プロスポーツとしてはまだ、完全にツアーやリーグが確立していない現在のサイクルロードレースの世界において、プロスポーツの世界に生きるものとしての自覚とその意味を知る選手達が育ち、またこの世界の中で共に働く仲間になってくれることが、本当の意味でのメジャーなスポーツを目指す上で必要不可欠なものと感じます。
 
Text/若杉厚仁・Photograph/小森信道
 
若杉厚仁
Wakasugi Atsuhito

Profile
1989年10月14日生まれ。千葉県出身。
宇都宮ブリッツェンでプロデビュー。
2013年に那須ブラーゼンに移籍、選手権取締役運営マネージャーに就任。
シーズン末に現役引退。
2016年より那須ブラーゼン運営会社「NASPO㈱」代表取締役社長を務める。