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那須ブラーゼン コラム【第6回】 若杉厚仁社長コラム
 

那須ブラーゼン 若杉厚仁社長コラム

シーズンオフ突入

Text/若杉厚仁
 
あっというまに11月に突入し、レースシーズンはオフモードに突入です。レースはオフでも、逆にフロント陣はこの先の開幕までが一番の繁忙期と言えるかもしれません。
サイクルロードレースの業界は世界的に1月1日からシーズンがスタートします。

そのため、特にオフに入りたての11月には、選手との契約や翌年使用する機材、スポンサーとの契約などの最終調整が立て込む時期で、
ご挨拶回りから各種締結など、何かと慌ただしい日々となります。

また、例年は世界的なサーキットの初戦が段々と早まってきていて、
オフは短く、準備が終わるか終わらないかのうちに開幕を迎えているような印象です。
「5、6月にはもう翌シーズンの準備に入ってるようなもんだね」という言葉も、
チームのフロントとして携わっていると「確かに!」と思わせます。
何はともあれ、万事、用意周到に準備を重ねることが成功の秘訣であり、
いかに効率的に日々溢れかえりそうになる仕事を捌き、未来のために使う時間を捻出できるか?
というのは、プロスポーツチームだけに限ったことではありませんね。


それもこれも、基礎の徹底であったりというところから生まれるもので、時間の使い方。仕事の仕方。
「良いチームを作り、たくさんの方に喜んで頂くこと」、
「その喜びが社会の価値となって地域に還元されること」。
地域密着型チームの目指す先は、我々の日々の基礎基本から始まります。精進あるのみです(笑)
 
若杉厚仁
Wakasugi Atsuhito

Profile
1989年10月14日生まれ。千葉県出身。
宇都宮ブリッツェンでプロデビュー。
2013年に那須ブラーゼンに移籍、選手権取締役運営マネージャーに就任。
シーズン末に現役引退。
2016年より那須ブラーゼン運営会社「NASPO㈱」代表取締役社長を務める。