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  宇都宮ブリッツェン レースレポート【第13回】攻め続けた那須塩原クリテリウム、 那須ロードレース
 
◎宇都宮ブリッツェン レースレポート

攻め続けた那須塩原クリテリウム、那須ロードレース

Text/杏寿沙・Photograph/小森信道

 
 
6月9日Jプロツアー第9戦の那須塩原クリテリウムがJR那須塩原駅前の特設コースで行われた。1周2.3 キロを27周回、Tの字状のコースでヘアピンカーブが3つ、直角コーナーが2つ。新幹線の停車駅でもあるJR 那須塩原駅の目の前というアクセスの良さと天気の良さから朝からレース会場はにぎわっていた。


宇都宮ブリッツェンからは鈴木譲、阿部崇之、鈴木龍、雨澤毅明、小野寺玲、岡篤史がエントリー。スタート直後からアタックが続き、速いペースでレースが進んでいく。レース後半で鈴木譲と土井雪広(マトリックスパワータグ)の2人が先行するが間もなく吸収され集団は1つに。残り4周、昨年の覇者ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)がアタック、そのまま独走状態で逃げ切り勝利を飾った。アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)が2位に入り、マトリックスパワータグが1-2フィニッシュ。宇都宮ブリッツェンは雨澤毅明が5位という結果に。



翌日行われたJプロツアー第10 戦 那須ロードレース。2015 年に開催された全日本選手権でのコースを一部使用された1周7.2 キロを15 周回108 キロのコース。スタートからアタックが続くも逃げは決まらず集団のままレースは進む。レースが動いたのがレース終盤、入部正太郎(シマノレーシング)、横山航太(シマノレーシング)と石橋学(ブリヂストンサイクリングチーム)の3人の逃げが決まる。宇都宮ブリッツェンが集団をコントロールし逃げの3人との差を縮め、最終周回で逃げは吸収された。最後は木村圭佑(シマノレーシング)が僅差で橋本英也(ブリヂストンサイクリングチーム)に競り勝ちJプロツアー初勝利をあげた。宇都宮ブリッツェンは終始攻め続けたが悔しい2連戦となった。
 
杏寿沙
AZUSA

Profile
2015.2016シーズン、宇都宮ブリッツェンフェアリー自転車競技部として活動。現在はレディオベリーでリポーターとして毎週火曜日活動中。その他、栃木県内外でのイベントMCなどマルチな活動を展開中。