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◎宇都宮ブリッツェン
小野寺玲・雨澤毅明選手インタビュー

Text／杏寿沙・Photograph／小森信道

地元チーム、宇都宮ブリッツェンの活躍にも期待がかかる。今年急成長を見せている若手２人にジャパンカップに向けての意気込みなどを伺った。

―まずは小野寺選手、クリテリウムには今年で何回目の出場になるのでしょうか

小野寺　２回出て、一桁順位でレースを終えています。

―ズバリ今年の目標は？

　もちろん、優勝です。地元のあの観客の中で優勝

したらかっこいいじゃないですか。

―観客にはどんな走りをみてほしい？

小野寺　クリテリウムなので勝つところをみてほしいです。純粋にレースを楽しむなら、短い周回でたくさん選手が目の

前を通るのでレース中の風・匂いそういったものを五感を使って楽しめるレースだと思うんですよね。

なのでレース中に感じる外国人選手の匂いだったりブレーキの焼ける匂いだったり、選手が走り去ったときの風だった

りとか、独特の空気感だったり、そういったところもクリテリウムは短時間で楽しめる要素があるので楽しんでいただけた

らと思っています。

―オススメの観戦ポイントは？

小野寺　僕のポーズ（優勝したときの）をみたいのであればスタートゴール地点ですよね。折り返し地点のコーナー、と

くに原則する側がスリリングだと思います。高速で選手が進入してブレーキをかけるっていうその瞬間は独特の匂いが漂

うのでそれは面白いと思います。

―クリテリウムに向けて意気込みを。

小野寺　そろそろ地元選手として地元レースで勝ちたいと思っているので、あつい赤い声援をよろしくお願いします。

―続いて雨澤選手、ジャパンカップロードレース、どんなコースなのかどんな印象を持っているのか教えてもらえますか。

雨澤　一番のポイントは古賀志林道の登りでそこを１４回登るのでそこの登りが強い選手が勝つっていう印象です。特に

クリテリウムとは違う厳しさがあるレースかなと思います。

ー古賀志林道を１４回登るのにペース配分はどのようにしていますか。

雨澤　最初からためてためて、勝負がかかるのがラスト２周から３周にかけてなのでそこに向かってその勝負所まで貯め

てラスト３周になったら全開でいきます。

―昨年は宇都宮ブリッツェンが前に出て観客を湧かす場面があったと思うんですが、今年もそういった積極的な走りをみせてくれるのか。

雨澤　まだなんとも言えないんですけど、僕としては別に盛り上げる必要はないのかなと思っています。どっちかと言うと成績重視で表彰台を目指す走りを重視したいというのは僕

個人としては考えているので、盛り上げるというよりは堅実な走りをして表彰台にあがりたいです。表彰台にあがった方

が絶対盛り上がるじゃないですか。それを目指して走りたいなと思っています。

―目標は表彰台にあがると？

雨澤　目標は表彰台にあがるです。本当は優勝と言いたい所ですが、現実的ではないので。今目指すのであれば表彰台ですね。
そこがギリギリの目標です。

―ジャパンカップロードレースへの意気込みを。

雨澤　結果を重要視しているのでそこでしっかり結果を残す走りを、結果を残すためには結局攻撃的な走りをしないとい

けないんですけど、そこで魅せる走りも結果的についてくると思うので表彰台目指して走りたいと思います。応援よろしく

お願いします。

Profile
雨澤毅明

（あめざわ・たけあき）

■生年月日：1995.2.4

■身長 / 体重：173/60

■出身地：栃木県

■タイプ：オールラウンダー

小野寺玲

（おのでら・れい）

■生年月日：1995.9.3

■身長 / 体重：175/67

■出身地：栃木県

■タイプ：スプリンター

杏寿沙
AZUSA

Profile
2015.2016シーズン、宇都宮ブリッツェンフェアリー自転車競技部として活動。現在はレディオベリーでリポーターとして毎週火曜日活動中。その他、栃木県内外でのイベントMCなどマルチな活動を展開中。