栃木求人マーケットは栃木県宇都宮市の求人情報がどこよりも詳しく掲載

 
 
みなさんがこの記事をご覧になるころ、日本バスケットボールの未来が決まっているはずです。
21日vsイラン、24日vsカタール。
中東遠征でどちらか1つ勝てば、ワールドカップ(8月・中国)の切符が十中八九もらえます。

Bリーグ創設を軸とするダイナミックな日本バスケ改革の一つのゴールであり通過点を「日本一丸」となって迎えようではありませんか。
深夜ですがフジテレビで地上波生中継があります。
バスケ中継をもっと人気コンテンツにするために、見られる方はぜひ見てください。

さてリーグ戦は3週間の中断後、いよいよチャンピオンシップ進出や残留争い回避をかけた残りちょうど3分の1、20 試合が始まります。

栃木ブレックスは2月初旬にブレックスアリーナ宇都宮で千葉ジェッツに1勝できたのが大きい。
けが人続出で9人しかいない中での勝利にはホームの力、選手の頑張り、安齋竜三ヘッドコーチの激しいゲキなど「ブレックスメンタリティ」が凝縮されていました。
またもう一段ブレックスを愛する人々の結束が強くなった、ハイレベルで心揺さぶられる試合でした。

東地区はワイルドカード1枠まで含めて栃木・千葉・アルバルク東京のチャンピオンシップ(CS)進出はほぼ堅い。
いよいよCSのホーム開催権を目指して、終盤まで地区優勝争いが熾烈を極めるでしょう。

中地区は新潟アルビレックスBBの快進撃が止まらない。
五十嵐選手・柏木選手のベテランガード陣の存在が大きいですね。
逆に川崎ブレイブサンダース・シーホース三河は思うように白星が伸びず、どちらかが(ともすると両方)CS 進出を逃す可能性すら出てきました。
西地区は上位を追う京都ハンナリーズ・エヴェッサ大阪で明暗が分かれました。
マブンガ選手・サイモン選手が好調な京都が琉球ゴールデンキングス・川崎を撃破し上昇。
逆に大阪はポイントゲッターの合田怜選手がケガで離脱して後退。
また首位を行く琉球がアイラ・ブラウン選手、ジョシュ・スコット選手の長期離脱が響いて年明けから失速してしまい、地区優勝争いは琉球・名古屋ダイヤモンドドルフィンズ・京都の三つ巴となりました。

クライマックスを迎え1勝の価値がより重く響くリーグ戦、ぜひアリーナでお楽しみください。
 
 
 
 
 

篠田和之Shinoda Kazuyuki

フリーアナウンサー。
宇都宮市出身。
とちぎテレビ「とちテレニュースLIFE」キャスター、CRT 栃木放送「Accent ~アクセント~」パーソナリティー。
株式会社ラテールプロモーション代表取締役。
J リーグ・B リーグ・アイスホッケー・野球など多くのスポーツ実況を手がける。