栃木ブレックスコラム【第34回】コラム

―育成契約でブレックスに加入し、今季で８シーズン目となりますが、振り返って感想をお願いします。
※2012 年TGI･Ｄライズ、2012 年～リンク栃木ブレックス／宇都宮ブレックス
　トップチームに上がる前は、ずっと育成チームのＤライズで練習だけしていて、トップチームに上がって素晴らしいメンバーのなかでプレーできることが嬉しかったですし、
練習内容が全然違ったのでビックリしました。

　シーズン前は、Ｄライズにもブレックスにも練習に参加して、体的にはキツかったですが、頑張って良かったなと思ったことを覚えています。

―初めてブレックスでプレーした時を覚えてますか？
　とりあえず、ルーキーだったので何も考えずただボールが来てシュートを放っていただけでした。
自分自身が変化してきたのは、Ｂリーグ元年で、ディフェンダーとして、試合に絡みだした時かなと思います。

　今は、ディフェンスもオフェンスもやるようになり、毎シーン求められていることが違うので、それに自分自身しっかりと対応できるように挑戦をしています。

―優勝した2016 シーズンはどうでしたか？
　優勝したシーズンは、エースの古川選手（孝敏、現・秋田ノーザンハピネッツ）が怪我をして、オフェンスでの意識も変わり、
自分もステップアップしたし、チーム全体がステップアップして、エースの負傷が優勝するきっかけになっていたのではと思います。

　誰かがすごいということではなく、みんなで戦って優勝できたシーズンで嬉しかったです。

―今シーズンを振り返って、チームとして、個人的な感想をお願いします。
　開幕から良い感じで進んでいましたが、怪我をしてしまいました。
でも、怪我をしたことによって見えた部分があって、その分ステップアップできたと思います。

　自分が出ない分を他の選手がバックアップしてくれて、15連勝して、サブのメンバーもすごくステップアップしていると感じました。
怪我から復帰して、今までよりエナジーを出してプレーできるようになったと思います。

―中断期間中はどんな調整をしてますか。
　ブレックス内での競争を選手同士で全力でやっています。
同じチームですが、試合形式の練習時は、本気で敵だと思って、絶対負けないという気持ちでやれています。
　この期間で、自分たちのやることを再確認できたのでいい時間になっていると思います。

―Ｂリーグの４代目モテ男に選ばれて、とっても照れてコメントしていましたが周りからはどんな反応でしたか？
※ＢリーグNo.１モテ男を決めるバレンタイン企画
　色々な方からいじられて、プライベートでも、幼稚園の父兄さんから「おめでとうございます」と言われました。
恥ずかしいですが、選ばれて嬉しかったです。

　撮影もいい雰囲気でやらせていただきましたが、あのEXILE みたいな服は自分の私物ではないですよ（笑）
いい経験をさせて頂きました。

―最後に終盤戦に意気込みを。
　ここからチャンピオンシップに向けての大事な試合が続きますが、東地区の強いチームが相手で負けられない試合です。
この中断期間でステップアップした部分を武器に、まずは地区優勝を目指して頑張りたいと思います。
今年こそ日本一を奪還したいと思いますので、残りのシーズンも応援よろしくお願いします。

遠藤祐亮YUSUKE ENDO
#9 PG/SG
千葉県出身
1989 年10 月19 日生まれ
185cm/88kg
TGI･D ライズ→宇都宮ブレックス