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栃木ブレックスコラム【第4回】
 
栃木ブレックス コラム

王者はおごらず勝ち進む!まもなく開幕!
 
 


 2年目のBリーグが動き出した。栃 木ブレックスはけが人も続々復帰し、 関東アーリーカップやマレーシアでの 国際招待大会出場で開幕への態勢を整える。

 今月初旬の関東アーリーカップはけが人の多さもあっ て、昨季出場時間の少なかった選手や新加入選手にチャ ンスを与えた大会となりました。1週間後の広島ドラゴ ンフライズとのプレシーズンマッチで遠藤祐亮・生原秀 将の両ポイントガードが復帰。アンドリュー・ネイミッ ク選手が腰のケガでしばらくお休みしますが、代わりに 3 x3で活躍したカイル・リチャードソン選手が短期参戦 し活躍が期待されます。組織的な攻撃やチームの狙い「ア グレッシブな守備から速い展開」という点ではまだ時間 がかかるかもしれません。シーズンは 60 試合ありますか ら「上昇カーブの大きさ」で勝負といきたいですね。

 さてアーリーカップで改めて分かりましたが、今季の 東地区はどこも強い。各チームを見た印象を書きます。
 まず千葉ジェッツふなばし。初日の横浜戦を見た時か ら今季は優勝候補になると思いました。移籍加入したギャ ビン・エドワーズ、アキ・チェンバース両選手が伸び伸 びやっている。実は新チームの実戦は練習試合を含めて アーリーカップが最初で「コールなし(野球でいうノー サイン)」でやっていました。それでこれだから強い強い。 大野篤史ヘッドコーチが今季掲げているのは「ペース& スペース」。昨季よりもテンポの速いバスケットを目指し ています。
 サンロッカーズ渋谷は残留したロバート・サクレ選手 に加え大阪エヴェッサから獲得したジョシュ・ハレルソ ン選手が内外に存在感あり。守備からスピードのある攻 撃が武器になりそうです。
 アルバルク東京は昨季とはチームががらりと変わりま したが、まとまりを感じます。アーリーカップでは馬場 雄大選手が大物ルーキーぶりを発揮しました。
 川崎ブレイブサンダースは大きな入れ替わりはありま せんが、島根スサノオマジックから加入したジョシュ・ デービス選手がさっそくフィットしているなという感じ がします。ニック・ファジーカス選手は相変わらずです。 レバンガ北海道は新外国籍選手の頑張りがカギか。

 
 
 

【中地区】
●横浜ビー・コルセアーズ[中地区 6 位]

 新人PG田渡凌選手が関東アーリーカップで随所にい いプレーを見せました。昨季からの「一度崩れるとズル ズル行ってしまう」課題を守備から克服したい。221cm の新外国籍選手加入発表で話題に。 三遠ネオフェニックス[中地区 2 位→CS1 回戦] 東海北陸アーリーカップはけが人などの影響で 9 選手(外 国籍選手 1 人)のみの出場となりましたが、京都から移 籍した PG 川嶋勇人選手がアシスト・スティールで良い 数字を記録し今後に期待。

 ●新潟アルビレックス BB[中地区 4 位]
 五十嵐圭、ダバンテ・ガードナー、そして長く支えた 富山グラウジーズから移籍した城宝匡史の各選手が中心 になるでしょう。東海北陸アーリーカップでB2信州ブ レイブウォリアーズに完敗して衝撃が走ったのですが、 大丈夫なのか?

●富山グラウジーズ[中地区 5 位]
 このひと月で栃木→沖縄→新潟と精力的に遠征を重ね、 東海北陸アーリーカップ優勝。外国籍選手3人が残留し たのは大きく、ゴール下の強さが光ります。大阪から加 入した橋本尚明選手も面白い。

●シーホース三河[西地区 1 位→CS 準決勝]
 橋本ー比江島ー金丸ージェイアールの「背骨部」は変 わらないですが、西川貴之、松井啓十郎といった特徴豊 かな選手が加入し新しい風が吹くかも。しかし開幕で対 戦してしまうのはもったいない。
 

●名古屋ダイヤモンドドルフィンズ[西地区 4 位]
 昨季大幅な若返りを図って苦戦しました。そこにベテ ランPG柏木真介選手が加入したのは好材料。外国籍選 手も経験豊富ですし、梶山信吾新ヘッドコーチのもと間 違いなく上積みが見込めるでしょう。

【西地区】
●滋賀レイクスターズ[西地区 6 位]

 ブレックスでアシスタントコーチを務めたショーン・ デニス新ヘッドコーチがさっそく「前からプレッシャー をかけるアグレッシブな守備からの攻撃」に取り組み関 西アーリーカップ準優勝。化ける。

 ●京都ハンナリーズ[西地区 5 位]
 昨季は終始下位で「ゲンナリ」だったが、晴山ケビン・ 永吉佑也(ともに川崎ブレイブサンダースから)など7 人の新加入選手を迎え「CS進出」を目標にスタート。 元ブレックス・片岡大晴選手が5年ぶりに京都へ。

●大阪エヴェッサ[西地区 3 位]
 ブレックスから熊谷尚也選手が移籍、主力としての活 躍が期待されます。しかし木下博之・根来新之助(主将) の両選手が負傷離脱し関西アーリーカップでは不安を露 呈。まだ時間がかかるか。

 ●島根スサノオマジック[B2 準優勝・昇格]
 山陰出身選手2人を残してヘッドコーチ・選手を総入 れ替え。B1 残留・定着を目指して大きな改革に出ました。 まず激しいプレッシャーをかけるディフェンスから取り 組んでいるようです

●西宮ストークス[B2 優勝・昇格]
 こちらは昇格しても外国籍選手含め多くの選手が残留、 シーズン勝ち越しを目標に掲げています。216cm の ジョーダン・ヴァンデンバーグ選手はゴール下で脅威に なるでしょう。

●琉球ゴールデンキングス[西地区 2 位→CS1 回戦]
 ブレックスでアシスタントコーチを務めた佐々宜央さ んがヘッドコーチ初挑戦。ブレックスから須田侑太郎・ 古川孝敏の両選手、そして石崎巧(佐々HCと東海大同 期)、アイラ・ブラウン、ヒルトン・アームストロングと 大駒を次々獲得、関西アーリーカップ優勝と早くも結果 を出しました。古川選手の長期離脱(右足首手術)とい う大アクシデントがありましたが、「新生キングス」は西 地区優勝候補と見ます。年末のブレアリでの対戦が楽しみ!

今季も中継やります
 とちぎテレビでは今季もブレックスのホーム戦全 30 試合の中継制作を行い、スポナビライブ・スカパーなど で放送します。私もテレビ・ラジオで実況します。今季 もよろしくお願いいたします
 
篠田和之
Shinoda Kazuyuki

Profile
フリーアナウンサー。宇都宮出身。
とちぎテレビ「とちテレニュースLIFE」キャスター。
株式会社ラテールプロモーション代表取締役。
Jリーグ・Bリーグ・アイスホッケー・野球など多くのスポーツ実況を手がける。