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栃木ブレックスコラム【第6回】
 
◎栃木ブレックス コラム

〝ブレックスらしさ〟はこれから。
 

開幕から1か月あまり。ブレックスは苦しい立ち上がりとなりました。同地区の対戦で2勝7敗、他地区と2勝2敗。東地区で最下位となっています。

ただしここまでは栃木だけ同地区との対戦が多く組まれていて、他のチームは他地区との対戦でせっせと星を稼いでいる状況でもあります。
各地区の星取表を見るとやはりというか東地区に勝利数が偏る傾向がすでに出ていて、そこに置いていかれないようにしなければなりません。
ブレックスがもがいている最大の原因は「オフェンス」です。
「現状で80点取れる力はない。だから失点を6~7点少なくしないと厳しい」(長谷川健志ヘッドコーチ)。
各種スタッツで昨季と比較してみましょう(昨季の成績はレギュラーシーズンの1試合平均)。


得点が10点も減ってしまっています。いくつか要因がある中で早急な改善が必要なのは3ポイントシュートのプレー。
成功数/試投数を見ますと、昨年は5.95/18.53だったのが現時点で3.77/14.23。昨季もリーグ14位と低い数値でしたが、今年はそれをさらに下回り成功・試投ともリーグ最下位。これは「ノーマークで外角シュートを打てる態勢が作れない」ことが大きな原因です。特にコーナーから3ポイントシュート、というシーンを目にすることが少なくなりました。組織的なオフェンスの引き出しを増やしていきたいところです。


オフェンスリバウンドの数は13.08でリーグ2位です。ただ昨季と違うのは「対戦相手にリバウンドの数で下回った試合」が昨季は5試合しかなかったのですが、
今季は13試合消化時点ですでに6試合あります。それだけ相手に多く攻撃回数を与えてしまっているということ。

リバウンドの主役であるライアン・ロシター選手が平均30分以上出場せざるを得ない状況で「困った時のライアン頼み」だったのですが、
11月の千葉戦でロシター欠場ながらも竹内公輔選手などの頑張りで1勝できたのは今後に向け大きいと思います。

ところで、もうすぐワールドカップ1次予選が始まります。日本バスケットボールがBリーグとともに前進するのか、
東京五輪のコートに日本チームの姿があるのかが問われる大会です。代表となった選手たちの健闘を祈ります。
 
 
篠田和之
Shinoda Kazuyuki

Profile
フリーアナウンサー。宇都宮出身。
とちぎテレビ「とちテレニュースLIFE」キャスター。
株式会社ラテールプロモーション代表取締役。
Jリーグ・Bリーグ・アイスホッケー・野球など多くのスポーツ実況を手がける。