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3月9日。チームは小山ベースボールビレッジにてキャンプイン。
新体制での2019 シーズンが本格的に始まった。
まずはグラウンドでミーティングが行われ、寺内崇幸監督が「野球がうまくなりたいという今の気持ちを持ち続けて、1日1日を大切に一丸となってやっていこう」と選手に力強く語り掛け、各コーチが練習メニューを確認してスタートした。

投手・内野手による連係プレーの守備練習では、慣れないポジションの選手もいて細かなミスも。
そのたびに中断して、声のかけ方や動きの確認を繰り返していた。
初めて指揮官として迎えたキャンプについて寺内監督は「選手も首脳陣も引き締まった表情で良いスタートが切れた。開幕したら半年しかないので、僕ら(首脳陣)がやってきたことを1つでも多く選手に伝えたい。シーズンを通して戦う集団になれるよう、選手と同じ目標に向かっていきたい」と明るい表情を見せた。

今季は首脳陣の多くが栃木県出身者となったことや小山市出身の青木玲磨選手の加入、さらに昨季の村田修一選手に続き日本代表も経験した元阪神・西岡剛選手の電撃入団により、地元からの期待はより高まっている。
チームスローガンどおり「勇気ある一歩」を踏み出したブレーブス。
創設3年目の今季が勝負の年になりそうだ。
 



―キャプテンの指名を受けたときは?


2年目ということもあるし、いろんな面で引っ張っていきたいという気持ちはありました。
チームのミーティングの後に「今年は(キャプテンは)谷津でいく」と言われて驚きはありましたけど、前向きに受け止めてやっていこうと思いました。

キャプテンになって特に変わったことはないですけど、チームへの伝達は首脳陣から言われて自分が伝えるということが増えました。
初めて練習試合で円陣を組んだ時は、チームが乗っていけるようなことを言おうと思っていたんですけど、緊張していてあまり覚えて無いです。
ただ、ちょっと(話が)長かったですかね。
苦手なんで、うまくまとめられなかった(笑)

―理想のキャプテン像は?

自分自身、キャプテンシー(統率力)がそんなにあるわけじゃないので、日頃の姿勢を見てほしいと思ってます。
まずは声かけですね。
去年より広い視野を持って気づいたことはどんどん口に出していくつもりです。

ただ、絶対にマイナスな発言はしないと自分で決めました。
どんなに練習がきつくても「もう無理だー」とは言わない、「次いこう!」って感じですね。
前はきついトレーニングのときほど、きついって大声で出ましたけど、トレーナーがチームのために考えてくれたメニューをしっかりやる。
正直きつくなってきてますけど、今のところマイナス発言は無し。
花粉症がつらいってことくらいですかね。

―チーム状況は?

去年もそうですけど、野手とピッチャーもまとまってて雰囲気がいいです。
上(先輩)は引っ張るというより、若手や新しいメンバーがつっこんできます。
良い意味で馴れ馴れしい。
自分は元々グラウンドでは先輩後輩の意識はない方がいいと思うタイプなので、今は下(後輩)からもどんどん言ってくれて嬉しい。
コミュニケーションが取りやすいです。

―キャンプインして?

新チームになって練習もしてましたけど、キャンプに入ってオープン戦もあって「いよいよ競争が始まった」という気がします。
内野手争いも厳しい。首脳陣もガラリと変わったので、そのポジンションに対して必要とする人が変わってくると思います。
(昨季はショートだったが)今季は固定してできるかどうかはわからないですね。

ただ僕は、大学時代に内野も色々やったし外野練習もやっていたので、どこでもできるという気持ちもある。
NPB に行くためにも、他のポジションもやっていきたいです。
起用しやすいと思ってもらえたらありがたいし、他の守備に入ると勉強になります。

―新チームの方針は?

常に足を使え、と言われます。
守備においても同じ。
昨季は村田(修一)さんを中心に「打」がすごかったですけど、今季は守備でリズムを作って攻撃に結びつけるという思いがある。
守備でも足を使う。
攻撃はヒットがなくても、四球で出て盗塁して内野ゴロで1点。
そういう部分は自分も(足の速さは)アピールしたいです。

―目標は?

個人的な目標は、打率3割、ホームラン5本、盗塁30、ノーエラー。
昨季は盗塁が9しかなかったのは、びびってなぁと思う。
自分のあとに飯原さん村田さんがいたんで、大事にしすぎて走れなかった。
今年は思い切っていきます。
チームも去年は、村田さん飯原(誉士)さんの前に塁に出ればなんとかしてもらえるっていう甘さもあったと思うんですけど、今年は意識が変わったのか、みんなめちゃくちゃ練習してます。
チーム練習以外の時間でも小山ベースボールビレッジに戻って打撃練習する人が多いですね。

―自身の意識の変化もある?

オフ中にNPB のキャンプなどに行って、体の違い・パワーの違いをかなり感じたので、体づくりをするために食生活を変えました。
自分なりに考えて、鶏肉を中心にたんぱく質を毎日200 グラム、鶏肉中心に、小腹が空いたら納豆食べたり、シラス(小魚)をつまんだり。
こんなに食生活に気を配ったのは初めてなので、変化にびっくりしています。
かなり体重が増えて体が大きくなりました。
写真で見ると全然違います(以前の写真と見比べて周囲が絶叫するほどの変化)。
プレーでも変化を感じることも多い。
打撃だけじゃなくて、守備も動きが安定して手応えを感じてます。

―キャプテンとして目指すチームの方向性は?

圧倒的に明るいチームにしたい。
普段はもちろん明るいけど、昨季は負けているときは相当暗かった。
スタンドのファンの人の方が元気だったくらいなので、そこを変えたい。
負けていても「最後はなにか起こる」と思ってもらえる雰囲気にしたいです。

―今季にかける思いを。

「結果で恩返し」をテーマに取り組んでいきます。
周りの方から「頑張ってるね」「一生懸命な姿がいいね」と温かい声をかけて頂くんですけど、いくら頑張っていても、やっぱり結果が出ないと意味がない。
お世話になっている方、スポンサーの方々、そしてファンのみなさんに、結果を見せることで感謝を伝えたいです。
自分自身も今年にかける気持ちはすごく大きいので、頑張ります。
優勝してビールかけしたいですね。

高村麻代Takamura Mayo
NHK各局(津→長野→新潟→宇都宮)で、テレビを中心にキャスター・リポーターを勤める。
フリーアナウンサーとして、CRT栃木放送やFMくらら857 でパーソナリティを務めるほか、ブライダルやイベントのMC、ナレーション、地域誌のコラムなども担当。

池澤拓真 Takuma Ikezawa
WEB デザイン会社ブレーメンデザイン代表、人物の魅力を最大限に引き出す撮影、紙面、WEB デザインのディレクションの観点を考えたクライアントが使いやすい写真に定評がある。