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栃木ゴールデンブレーブス コラム【第6回】栃木ゴールデンブレーブス 橋詰循投手インタビュー
 

栃木ゴールデンブレーブス

橋詰循投手インタビュー

Text/高村麻代・Photograph/栃木ゴールデンブレーブス
 
 
球団創立1年目のゴールデンブレーブスにおいて、最もNPBに近いと言われていたのが橋詰投手。9月下旬から始まったNPB交流戦でBCリーグ選抜にも召集され4試合に登板したが、
シーズン終盤に痛めた左膝の影響で思うような投球はできなかった。怪我に泣いたドラフトから来季にかける思いまで、話を聞いた。



―選抜での手ごたえは?

怪我していて選抜は全くダメでした。正直、ドラフトは怪我で終わったという感じです。スカウトの人にも膝をちょっとひねったと伝えてあったが、
完璧に今年はダメだとわかっていた。普通だったら投げてはいけない状態だったが、NPBに繋がる試合だったんで無理やり投げました。

―それほど打たれてないが…?

打たれてはいないけど、内容が良くなかった。真っすぐのスピードに関しても、150キロちかく投げないといけないところ140キロちょっとしか出なかったし
フォークも評価が高かったが良い球が投げられなかった。

―膝はどんな状態?


7月頃から膝が痛かったがシーズン終わるまで2ヶ月持ってくれと思いながら投げてました。8月終わりに、マウンドがボコボコしていた時に足をひっかけてしまい、
半月板を損傷。2週間地元で治療と調整をさせてもらって、チーム最終戦には合流できず、選抜で投げられるギリギリの状態に戻しました。


―選抜で得たものは?

今後の課題として言われたのは「カウントが取れる変化球がもう一つあれば」。フォーク以外は精度がいまいちで、新しい球種を増やしたい。
カーブとスライダーがあるが、練習でしか投げてないので試合で投げられるようにコントロールを良くしたい。
コントロールもアバウトなところが多いので、NPBでやるには細かい見直しが必要。

―今、練習は?

まだ完全にリハビリの段階。チームトレーナーとは、11月にちょっとずつトレーニングの強度を上げて、12月にはダッシュとかできるように、と考えている。
自分は冬場も投げておきたいタイプなので、早く投げたい。日に日に良くなってきているとは思うので前向きにいきたい。

―NPBは視野に入っている?

(怪我するまでは)今年はもうNPBに行くものだと思っていた。大勢スカウトが来ていたときに良いピッチングが続いて、
評価が高かったと聞かされ、手応えはあった。怪我をして周囲からは「本当についてない」と言われたが、
この怪我は「もう一年修行しろ」ということだと捉えるようにしています。

―来季の意気込みを。

コーチには、来季も抑えをやってもらうと言われているので、今年以上に信頼されるピッチングをしたい。
橋詰が出てきたら相手が「もう点が取れない」雰囲気になるような存在になりたい。
 
◎栃木ゴールデンブレーブス

橋詰 循
Jun Hashizume
Profile

1994年7月15日生まれ
兵庫県出身
 190cm/90kg
右投/右打
千葉経済大
 →栃木ゴールデンブレーブス