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栃木ゴールデンブレーブス コラム【第8回】栃木ゴールデンブレーブス 秋山陸投手インタビュー
 
◎栃木ゴールデンブレーブス

秋山陸投手インタビュー
Text/高村麻代・Photograph/栃木ゴールデンブレーブス

球団2シーズン目を迎えるゴールデンブレーブスには、続々と新入団選手が 登場。初年度は前期最下位、後期4位に沈んだことを踏まえ、それを補強す べきメンバーが揃いつつある。

即戦力であることはもちろん、県民球団として 地域貢献も使命である BC リーガーとして、地元・栃木市出身の秋山投手が 入団。一度は野球を諦めかけた彼に、開幕への今の心境を聞いた。
 
―入団までの経緯は?

2015年の春から17年7月まで四国(にあ る独立リーグ)の高知ファイティングドックスに いて、退団と同時に野球をやめるつもりだった んです。嫌になったわけではないけど、気持ち の面でここまでかな、と。それから地元に戻っ て色んな人に会い話を聞いているうちに、自分 は中途半端だと気づきました。中でも両親から の「悔いがないようやったほうがいい」という 言葉が胸に響いて、もう一度野球をやりたいと 真剣に思いました。

―すぐにブレーブスへ?

高知にいた頃からブレーブスの存在は知って いて、地元でますます野球が盛り上がると思い ました。やると決めてから自分で球団にアプロー チをしてトライアウトを受けることに。高知を辞 めてか全く何もしていなかったのですぐに個人で 練習を再開しました。

―入団が決まった時の心境は?

11月のトライアウト翌日に合格の結果を聞 いて、とにかくほっとしました。まずは入団しな いと何も始まらないので。それからすぐにチー ムの自主練習に合流して2か月過ぎましたが、 本当に環境が良いし、チームメートにも馴染め てきました。ここで、もう一度プロを目指すのと、 お世話になった地元みなさんに恩返しをしいで す。

―自身の持ち味、課題は?

キレのあるストレート。今Max146(キロ)なので150は出したい。そのためにウエイトと 走り込みを主にやっています。ブレーブスの針谷 トレーナーには、一つの動きごとにこうしたほう がいい等アドバイスを頂いています。投げる時に 下半身の粘りを出すこと、つまり前に出した足を ぎりぎりまで開かないようにするために、しっか り意識することと筋力アップが大事。それに柔軟 性がないと体がついていかない状態になっちゃう ので、課題はいっぱいありますが、今はやるだ けです。

―開幕に向けて意気込みを。

地元出身選手として地域貢献をしながら NPB を目指したい。開幕後は、シーズンを通して全 力プレーを心掛け、まずは先発ローテーション 入り!球場に来てくれた人たちと一緒に感動を分 かち合えるように頑張ります。

 
 
◎栃木ゴールデンブレーブス

秋山 陸
Akiyama Riku
Profile

1995年6月4日生まれ栃木県出身、
172cm/75kg
右投/右打
 國學院栃木→BBCスカイホークス→高知ファイティングドッグス→栃木ゴールデンブレーブス
 
高村麻代
STakamura Mayo

Profile
NHK各局(津→長野→新潟→宇都宮)で、テレビを中心にキャスター・リポーターを勤める。 フリーアナウンサーとして、CRT栃木放送やFMくらら857でパーソナリティを務めるほか、 ブライダルやイベントのMC、ナレーション、地域誌のコラムなども担当。