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第7回「とちぎの珍行事〜秋編〜」

 

ひばらさんコラム第6回目画像

8月に入り長雨が続いておりますが、ここまで続くとこのまま夏が終わってしまわないか心配になりますね。
さてさて、今回ご紹介するのは、ひばらさんお得意(?)のちょっとマニアックな珍行事2選です。
いずれも参加レポがありますので、そちらも併せてご覧くださいね〜。
 


1. 湖をスワンボートでレース?!

毎年9月5日に、日光市の中禅寺湖で 「スワンボートレース」が開催されているのはご存じでしょうか? 
中禅寺湖の恵みと安全を願われている「水神祭」の奉賛行事として行われる、
れっきとした“神事”で、誰でも気軽に参加することができます。

このレースの始まりは、大正時代。
当時はボートやヨットでやっていたレースイベントだったそうのですが、
戦争もあっていつの間にかやらなくなってしまったらしいです。

これが平成になり、スワンボートレースという形で復活! 全国的にみてもユニークなお祭りです。

 




















 
レースは当日参加OK。
参加費は1組1000円で、スワンボートは1人で漕いでも、2人漕いでもOKです。
(当然2人のが有利です。)
参加者全員に、抽選でさまざまな参加賞がもらえます。


 

 














 



中禅寺湖畔サンセットピア(統合西桟橋)からスタートし、
湖に浮かぶ、折り返し地点をUターンし、再びスタート地点に戻ってきてゴールとなります。
 
距離にして約300メートル。
「レース」とつきますが、順位は付きません。
しかし、なぜか参加者はみんな猛ダッシュでスワンボートを漕ぐので、
ゴールに着く頃には、へとへとになること請け合いです。(笑)
 
とはいっても、スワンボートなので、そんなにスピードは出ません。
大量のスワンボートが「ガッシャガッシャ」と湖を走る光景は、観に行くだけでも、なかなかおもしろいですよ。
 


数年前に我がファミリーも参加してまいりましたので、その様子は、是非ブログをご参照ください。

参照:ひばらさんの栃木探訪
「第649回 スワンボートレースに参戦 の巻」
http://ameblo.jp/hibarasan/entry-11353655802.html

 
 

基本情報INFOMATION

名称 第10回 中禅寺湖スワンボートレース
日時 2017年9月5日(火)10:00〜(9:00〜受付)
会場 中禅寺湖畔サンセットピア(統合西桟橋)
住所 日光市中宮祠
問い合わせ 日光二荒山神社中宮祠 Tel.0288-55-0017
参加費 1000円
関連サイト:http://www.nikko-kankou.org/event/969/

アクセスマップMAP

 
 


2.赤ちゃんが泣いたら勝ち!?の伝統行事

鹿沼市にある「生子(いきこ)神社」の境内の土俵で、
毎年9月、子どもの健やかな成長と無病息災を祈願し開催される行事です。

 




















市内外はもとより、県外からも参加者が多いそうで、毎年多くの赤ちゃんが参加します。
この行事は、首のすわった、生後6か月の赤ちゃんから、3歳ぐらいまでの子ども(男女)が参加できます。
この「泣き相撲」、起源は古いもので国の選択無形民俗文化財にも指定されています。
 
この神社は1200年前ぐらいに、
当初は安産子育ての神「籾山(もみやま)明神」として建立されたようですが、
その昔、氏子の与吾衛門さんという方のお子さんが「天然痘」にかかり、
手当ての甲斐も亡くなってしまったそうな。
 
嘆き悲しんだ氏子夫妻は、この神社で亡くなった子を背負い、
「毎年、山海の珍味42種類のお供え物を42膳お供えします」
と言いながら、子どもの蘇生を願ったところ、3日後に、子どもが大声を上げて泣き出し蘇生したそうな…。
 
この時から、人々は「生子神社」と呼ぶようになった、という言い伝えがあるそうです。
 
その由来にあやかり、幕末頃、この土地に巡業で来たお相撲さんが
この神社で子どもを抱き上げて祝ったことが「泣き相撲」の起源だそうです。
 
 
この、泣き相撲は当日受け付けで参加できます。
参加料(講金)は4000円。
定員もないので、時間内に行けば必ず参加できます。
 
受け付けを済ますと、
いただいた手ぬぐいを子どもの頭に巻き、
力士(といっても氏子さんなので、太っていない方もいらっしゃいますが)に
子どもを預けると、泣き相撲がはじまります。
 
相手は決まっているわけではなく、先着順に西と東に振り分けられ、
男女、年齢関係なく、取り組みが行われます。
 




















取り組みは、力士が「ヨイショ~!ヨイショ~!ヨイショ~!」のかけ声で、
土俵上で赤ちゃんを高く掲げ、見合わせます。
 
当初は「泣く子は育つ」ということで、先に泣いた子が勝ちだったようですが、
最近は特に勝ち負けをつけなくなったそうです。

 





















当日は会場周辺で交通規制が行われる盛況ぶりなので、
混雑を避けたい方は、昼過ぎに行くのがオススメです。
 
また、屋台のまち中央公園で事前受け付けは500円安いので、こちらもオススメです。
※ただし、電話申込みは不可
 
 
こちらの行事も我が家で参加してきたので、その様子は、是非ブログをご参照ください。

参照:ひばらさんの栃木探訪
「第882回 生子神社の泣き相撲 の巻」
http://ameblo.jp/hibarasan/entry-11927730442.html
 
 

基本情報INFOMATION

名称 生子神社の泣き相撲
日時 2017年9月24日(日)9:00〜16:00
(受け付けは8:00〜)
会場 生子神社
住所 鹿沼市樅山町1167
問い合わせ 鹿沼市観光物産協会(屋台のまち中央公園内)
(鹿沼市銀座1丁目1870-1)
Tel.0289-60-6070
参加費 4000円
(事前申込みは3500円、9/18まで)
関連サイト
http://www.kanuma-kanko.jp/news_details.shtml?1554:0

アクセスマップMAP