■宇都宮が自転車一色になる「ジャパンカップ」
10月18日(金)〜20日(日)は、宇都宮市で世界のトップチームが集う
ロードレース大会の「2019ジャパンカップサイクルロードレース」が、3日間にわたり開催されます。
18日は、夜にオリオンスクエアで、レースに出場するチームプレゼンテーションが開催されます。
日本や世界各地から来た自転車チームの人がステージに登場し、
選手紹介のほか、一発芸(?)みたいなものも披露されます。
19日は、宇都宮市森林公園周回コースでジャパンカップサイクルロードレースコースを使用した
「一般参加者レース」と、宇都宮市街地の大通り周回コースで、
「2019ジャパンカップクリテリウム」が開催されます。
一般参加者レースは3種類あり、中でも「オープニング・フリーラン」では、
ジャパンカップに出場する全選手と一緒に走ることができます。
こちらは先着順なので、お申し込みはお早めに(9月6日(金)必着)。
そして、この日の目玉はなんといっても、大通りで行われるクリテリウムレースです。
“クリテリウム”とは、市街地の公道などを交通規制して、
短い周回コースを作り、そこを何周もまわって順位を競う自転車レースのことです。
いつもは車やバスが走っている宇都宮の大通りを、
大胆に通行止めにして行われる自転車のレースなので、
この光景を見るだけでも盛り上がること間違いなしです。
今年はクリテリウム開催10周年を記念して、
初めて女子選手によるクリテリウム「JAPAN CUP WOMEN’s CRITERIUM」も開催するそうです。
通りをぐるりと囲むように歩道で観戦できますが、当日は大勢の人で埋め尽くされるので、
見に行く方は、早めに見る場所を確保したほうがいいかもしれません。
また、当日はオリオンスクエアで、ライブビューイングもあると思いますので、こちらでレースを見るのも全然アリです。
そして最終日の20日は、森林公園でメインとなる「2019ジャパンカップサイクルロードレース」が行われます。
1周10.3kmのコースを14周する総距離144.2kmを走るレースで、
中でも、コース最高地点で山岳賞ポイントのある古賀志林道付近は、
毎年、沿道に並んだ大勢のファンが熱い声援を送っています。
ちなみに、コースとなる道路には、選手を応援するペイントがされていて、
初めてそれを見た時は「こういう文化があるのかー!」と驚いたものです。
※写真は2010年のものです。何年か前まではペンキやスプレーによるペイントが
OKでしたが現在は禁止され、チョークでのペイントが認められています。
参照:ひばらさんの栃木探訪
第315回 フェスタin大谷とジャパンカップ跡 の巻
https://ameblo.jp/hibarasan/entry-10710240749.html
スタート・ゴール地点のある森林公園に行かないまでも、
レースは周回コースなので、選手が通過する萩の道や鶴カントリーの手前あたりで、
のんびりレースを見るのもアリ。
先導する黄色い車(MAVICカー)やレースカーなどに手を振ると、
手を振り替えしてくれたりして、なかなか楽しいものですよ。
なにより、世界中で戦っているロードレース選手のスピードとスタミナに驚いてください。