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H.C.栃木日光アイスバックスコラム【第13回】ICEBUCKS 20th Anniversary!これからも地域を盛り上げ、 愛されるチームに。
 
H.C. 栃木日光アイスバックスはこの夏、クラブ創設20周年を迎える。


20周年、という響きに様々な感懐を覚えるファンの方も多いことだろう。前身である古河電工アイスホッケー部が廃部を発表したのが1999 年1月のこと。その窮地に「日光からアイスホッケーの灯を消してはならない」という熱い想いを持った方々の尽力で、日本初のプロアイスホッケーチームとして誕生したアイスバックス。それ以来、多くのファンの思いを乗せて歴史を紡いできた。


先日5月22日には、セルジオ越後シニアディレクターと土田英二チームディレクターが栃木県県庁記者クラブで記者会見を行い、クラブ創設20周年を記念するロゴを発表。また今後「ファン参加型の20周年記念パーティー開催」「20周年記念本の出版」「OB戦の開催」に取り組むことも発表された。


そんな節目となる今シーズンこそぜひ、霧降でカップを掲げる選手の姿を見て、ともに喜びを爆発させたいもの。そういう意味で朗報だったのは同会見で2018-19 シーズンの契約合意に達した選手21名が発表されたこと。主力選手が軒並み名を連ねるリストを見て、「今年は例年以上に準備が進んでいそうで楽しみ」と感じられたファンの方も多いのでは? チーム作りの上でこれだけ早い段階でメンバーが固まる、というのは順調な証だ。


「20年前のあの頃や、一時期チームの存続すら危ぶまれた時期から比べれば、有力選手がこれほどバックスに集まり『優勝も狙える戦力だね』と話せるのは素晴らしいし、嬉しいこと」と語るのは、FMレディオベリーのプロデューサー、杉山茂さん。彼が手がけるバックスの応援番組は古河電工時代から続いており、なんと24年!を超える超長寿番組。毎週番組でバックスの情報を発信し、チームをずっと見守り続けてきた彼からしても、近年チームが着実に力を蓄えていることは間違いないと言う。「このあと外国人選手の補強がどんな形になるか。それがうまく行けばかなり期待できるシーズンになるのでは」(杉山さん)。


会見ではセルジオ越後SDが「20周年は支えてくれている全てのみなさんにいい結果で恩返しをしたいです」と語ったが、ファンにとって何よりの恩返しは「優勝」の2文字。チームはこの7月に新潟で合宿を行うことが決まったが、ぜひ最高の準備をして新シーズンに臨んで欲しい。スポーツチームは、応援する人々の心を繋いで、地域のコミュニティーを盛り上げ豊かにする存在。20周年を迎えるアイスバックスは、まさに地域社会にとって大きな財産だ。厳しい時もチームを支えてくれた多くの方々に感謝してこの原稿を締めくくりたい。
 
関谷智紀
Sekiya Tomoki

Profile
1971年生まれ。埼玉県入間市出身。
スポーツ番組ディレクターを経てライターに転身。
スポーツのみならず経済、IT、フードなどのジャンルで雑誌を中心に記事を執筆。
アイスホッケー取材は2004年から続けている。