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この大会のMVP はGK福藤豊。
ベスト6にはアイスバックスから、GK福藤、DF佐藤大翔、FW鈴木健斗、古橋真来が選ばれた。
優勝の喜びの声をお届けしよう。


アリペッカ・シッキネンヘッドコーチ
 本当に選手たちが頑張って、3日間すべてをハードワークしてくれました。
素晴らしいセーブを続けた福藤はもちろんですが、斉藤哲也が3日ともチームを鼓舞し引っ張ってくれたのも大きいです。

 優勝の喜びは明日になって噛みしめると思います。
東北フリーブレイズとは今季初対決でしたが、準決勝のビデオを見て『いつものプレーをすれば大丈夫』と確信し、自信を持たせて選手たちを送り出しました。


福藤豊選手
 本当に嬉しいです。
(アイスバックスでの優勝は)僕が追い求めていた結果の一つなので。長かったけど今日達成できて良かった。
(東北の)ゴール前に集めて押し込んでくるという戦術に充分対応できたし、GKとして経験を積んだことで、
ムダな動きなく良いポジションに入って簡単にセーブをすることができるようになったと思います。

 優勝できてチームと自分が勝者のメンタルというものを学べたと思うし、この決勝のように勝つ経験をもっと積めれば、
アイスバックスはもっともっと強いチームになります


佐藤大翔キャプテン
 素直に嬉しい気持ちでいっぱい。
最後まで選手全員が今日は絶対に勝てる、という気持ちをもって戦えたのが良い結果につながったと思います。
今日は最少失点で抑えることができましたし、全日本選手権はどのチームも照準を合わせて調整してくる大会ですが、
その相手に対してアイスバックスの力を示せたのはチームにとってものすごいプラス。
若い選手が多いなかタイトルを取れたのは今後のチームにも良い影響をもたらすと思います。

 個人的には何が何だか分からないうちに優勝したのが前回でしたが、
今日は誰が見てもアイスバックスが良い試合をして勝ったと証明でき、優勝の実感がすごくあります。
監督の求める戦術も、よりシンプルな形で実践できるようになったのは、チームとしての成長だと感じています。


鈴木健斗選手
 第2ピリオドを終えて次の1点が優勝を決めると、僕自身が思っていましたし、なんとしても1点が欲しかった。
そんななかチャンスが巡ってきて、バックハンドで振り抜いたシュートが良いところに決まってくれました。

 移籍1年目でタイトルが取れるとは思っていませんでしたが、チームとしてみんなが頑張ってくれ、
機能してくれたからこそつかめたタイトルだと思います。
兄(鈴木雄大選手)がケガをしたぶんも僕がやらなければと思っていましたし、
一緒の年にアイスバックスに移籍してきて、兄と一緒に優勝を味わいたかったので頑張りました。


古橋真来選手
 ケガを抱えシュートを打てない状況で、僕がゴール前でバトルするから僕を目がけて打ってくれ、と仲間には伝えていました。
なかなか自分のプレーをすることはできませんでしたが、チームを勝たせるプレーに徹することができたことは良かった。
アイスバックスで優勝するために100%の気持ちを作って臨み、その結果勝つことができて嬉しいです。
この3日間、自分にできる仕事を見つけて戦うことができました。


大津夕聖選手
 優勝できて本当に最高です。
優勝の瞬間は『本当に優勝できるんだな』って噛みしめてました。
ブザーが鳴った瞬間は福さん(福藤)に飛びつこうと思っていたので、それも達成できて嬉しさで一杯です。
この優勝で終わらずにリーグ戦もしっかり優勝したいと思うし、代表にも定着できるよう頑張っていきます。

 

関谷智紀Sekiya Tomoki
1971 年生まれ。埼玉県入間市出身。
スポーツ番組ディレクターを経てライターに転身。
スポーツのみならず経済・IT、フードなどのジャンルで雑誌を中心に記事を執筆。
アイスホッケー取材は2004 年から続けている。