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栃木SCコラム【第2回】 目標は全試合出場、10アシスト。
 
栃木SC コラム

目標は全試合出場、10アシスト。

今シーズン大幅な若返りを図った栃木SC で最年少となるのが(藤沼拓夢加入前)、DFの福岡将太。
1995 年生まれの21歳。
しかし、プロ4 年目ということもあってか、受け答えもハキハキしているしっかり者。
最年少ということを忘れてしまいそうなぐらいだ。そんな福岡に開幕からここまでを振り返ってもらった。
 

―シーズン開幕から約4 か月。ここまでを振り返るといかがですか?
まだまだだと思っています。オモさん(尾本敬)、健太くん(広瀬健太)にも迷惑をかけているし、その中で自分ができることを探してやっています。

―尾本選手、広瀬選手から学ぶことは多いですか?
2人は経験があるし、安心感があります。まわりにしっかり指示を出しているし、その分2人は(やることが)しっかりできている。指示を出すからには自分ができていないといけない。その姿に学ぶことは多いですね。

―去年と比べて変わったことはありますか?
今年は試合に絡むことが多くなりました。なので、コンディション調整に気を遣うようになりました。試合まであと何日だから、これをしようと考えるようになりました。

―ということは、食事も自炊?
そうですね、基本的には自炊です。料理教室(チームで定期的に開催)もあったので栄養のことも考えるになりましたし、テレビの料理番組でも成分を見るようになりましたね。
 
―その中で、ロングスローが得点に結びつくことも増えてきましたね。
僕自身クロスに関しては、人に合わせるというよりも、そこに飛び込んできて欲しいというボールを出しているつもりです。この前のかみくん(鹿児島戦の上形洋介のゴール)の得点もそうでした。厳しいところに入れるのが持ち味と思っています。

―最後に、今後の目標をお願いします。
試合に出ることが成長に、そして選手の価値を上げることにも繋がると思っています。ケガがない限り全出場して、10アシスト目指したいです。
 
福岡将太
Fukuoka Shota
1995 年10 月24 日生まれ、東京都出身、180cm/73kg

JACPA 東京FC → JACPA 東京Jr. ユース → 実践学園高 → 湘南ベルマーレ → 福島ユナイテッドFC → 湘南ベルマーレ → 福島ユナイテッドFC →湘南ベルマーレ → 栃木SC
 
◎栃木SC 赤井秀行氏インタビュー

勝ち負けに関わらず、グリスタに
たくさんの人が来てくれるようにしたい。


昨シーズンで現役を引退し、現在はフロントスタッフとして栃木SC の一員となった赤井秀行さん。
運営部ホームタウン担当として、栃木SC を支えている。
入社して数か月、今どんなことを感じているのか?
また、今シーズンスタジアムで行われている数々のイベントについても伺った。
 
 
―入社して数か月。率直にどんな思いですか?
やはり大変なことが多いですね。パソコン関係は難しいですし、(ホームゲームの)市民デー、町民デーも僕の担当なんですが、まだまだ先輩の助けが必要です。

―今は選手に会うことはありますか?
ほとんどないですね。グッズに選手のサインをもらうときは練習場に行きますが、用事がない限りは行かないですね。ただ、練習試合はよく観に行きますよ。休みの日なんですが、なぜか観に行きたくなっちゃいます。好きなチームですし、サポーターですよね。

―そんな赤井さんの目から見て今のチームはどうですか?
若手とベテランが上手くできているチーム。今は結果が出てないと言われていますが、これからだと思います。4 位というのは、いい位置。追う立場の方が強いし、危機感も出てくる。

―ところで、今シーズンホーム戦で大声コンテストや私服コーディネート選手権、CHRIS キッチン(料理上手な夛田凌輔プロデュースのメニュー販売)など、いろいろなイベントが開催されていますよね。
そうですね、試合も楽しむけど、イベントでもグリスタを楽しんで欲しい。県民デー(6 月17 日のホームゲーム)なんて、サルとヒツジとミニチュアホースが来ましたからね。ちなみに、大声選手権は僕が案を出しました。イベントは、(橋本大輔)社長も一緒になって考えてくれています。ユーモアな社長です。

―今後のイベントも楽しみになります。
イベントごとは、あの時は楽しくて次はつまらないじゃダメなので、どんどん新しい案を出して、グリスタを盛り上げたいと思っています。勝ち負けに関わらず、グリスタにたくさんの人が来てくれるようにしたいです。
Text/平井久美子・Photograph/栃木SC
 
赤井秀行
Akai Hideyuki
1985 年5 月2 日生まれ、千葉県出身、173cm / 71kg

柏レイソルJr ユース → 流通経済大付柏高 → 流通経済大 → 栃木SC→ SC 相模原( ※期限付き移籍)2016 シーズン現役引退後、2017 年より株式会社栃木サッカークラブにて運営部ホームタウン担当を勤める。
 
◎栃木SC コラム
Text/平井久美子・Photograph/栃木SC
 
先月末の鹿児島ユナイテッドFC戦、今月始めのガンバ大阪U-23 戦。まさに「明」と「暗」、対照的な試合になった。

6 月17 日の鹿児島ユナイテッドFC戦。前半PKで先制されるが、後半19 分、今度は栃木にPKが与えられ、これを岡﨑健哉が落ち着いて決める。同点で迎えた32分、福岡将太のクロスに上形洋介が頭で合わせて逆転。2-1で見事勝利を飾った。

いい流れで迎えたガンバ大阪U-23 戦。前半28 分、上形が3試合連続のゴールを決めて先制、リードを保ったまま試合を折り返す。しかし、後半開始早々、ガンバ大阪の妹尾が技ありゴールを決めると、12 分、16 分にもゴール許す。これまでにない形での失点で、敗戦に終わった。
 
その後、ホームで行われたカターレ富山戦。試合数に差はあるものの、対戦時点で栃木は4位、富山は2位。勝ち点3が絶対に必要な試合だった。

この試合は、廣瀬浩二と菅和範をスタメン起用。ベテランを起用することでピッチ内を落ち着かせたい意図が感じられた。

その廣瀬が見事期待に答える。前半12 分左サイドの角度のない位置から左足を振り抜き見事先制。得点後も2点目を狙い、富山ゴールを攻めた。

後半24 分には富山がレッドカードで退場。栃木は数的優位に立つ。
しかし、試合終了間際のアディショナルタイム2 分、コーナーキックから富山の脇本晃成に押し込まれ同点に追いつかれる。
試合はこのまま1-1 で終了。残り数分で勝ち点2を落とす結果となった。

リーグ戦も間もなく折り返し。
今シーズン終了時、この試合で得た勝ち点1が昇格の上で大切な1になっていることを願いたい。
 
平井久美子
Hirai kumiko

Profile
フリーアナウンサー。京都府出身。
栃木放送「ブリッツェンのイナズマRadio!!」パーソナリティ。
スポーツでは、栃木SC応援番組、実況中継・ピッチサイドリポート、高校野球、マラソンリポートなどを担当。 サッカー4級審判員、防災士、アロマテラピー検定1級、テレビ検定3級、元東京ドーム売り子