栃木SC の公式ダンスパフォーマンスチーム「SCチアーズ」。
2014 年にデビューし、18年には結成5周年を迎えた。
ホームゲームでは試合前やハーフタイムにダンスパフォーマンスを披露。
そのほか、地域のイベントにも多数出演している。
今回はそんなSCチアーズを立ち上げたメンバーの一人であり、現在もチアーズとして活動するSAYURI(サユリ)さんに話を聞いた。
―立ち上げから5年。ここまでの手ごたえはいかがですか?
1年目や2年目はチアがサポーターさんの中に浸透していなかった部分がありました。
ただ、5年目になると「いつも頑張っているね」や「寒い中ありがとう」と声を掛けていただくことが増えました。
それから地域のイベントもどんどん増えて、SCチアーズとしての活動も大きくなりましたね。
―地域のイベントはどれくらい増えたんでしょうか?
1年目は2カ月に1本ぐらいでしたが、今は多い時で1カ月に3本。
シーズン中は、土日のどちらかが試合かイベントになるので、基本的に週末は活動をさせてもらっていますね。
―今年は、(歴代のSCチアーズOGも出演した)デビュー5周年のスペシャルパフォーマンスもありましたがいかがでしたか?
1年目に活動していたメンバーも来てくれた時に、この5年間を思い出しました。
衣装のデザインも年々違うので、並んだ時に歴史を感じましたね。
それから最近は、SNSでもチアーズの活動を発信しているのですが、「最近、すごいですね」と(OGのみなさんが)声を掛けてくれました。
―感動しましたか?
チアを辞めてから一度も踊っていないメンバーもいたのですが、また一緒に踊ってくれて。
その気持ちも嬉しかったです。
―過去5年で大変なことはなかったんでしょうか。
J3に落ちたことによって「チアもなくそう」という話が出てしまうんじゃないかという不安もありました。
―でも、5年ですよね。
スクール生が増えているのも、年々チアーズが広まっていると実感することの一つですね。
初年度は20人弱だったんですが、今は150人ぐらいスクール生がいるんです。
その大きさをみて、ここまで来られたんだなと実感します。
サポーターのお子さんも入ってくれているんです。
お兄ちゃんがサッカーをしていて、その妹さんがチアに入ってくれて。
家族一体となってサッカーを好きになるという感じですよね。
―最後に、今後のSCチアーズの目標を教えてください。
サッカーはもちろんなのですが、チアにも興味を持ってもらって。
チアを観に行こうという人も増えて欲しいなと思いますね。
平井久美子
Hirai kumiko
Profile
フリーアナウンサー。京都府出身。
栃木放送「ブリッツェンのイナズマRadio!!」パーソナリティ。
スポーツでは、栃木SC応援番組、実況中継・ピッチサイドリポート、高校野球、マラソンリポートなどを担当。
サッカー4級審判員、防災士、アロマテラピー検定1級、テレビ検定3級、元東京ドーム売り子