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 今年7月に行われた天皇杯1回戦。スタメン出場した榊翔太は開始早々に先制点を獲得、起用に応える結果を残した。その後リーグ戦でも出場機会が増え、9月に行われた鹿児島ユナイテッドFC戦でも得点。勝利に貢献する。今やJ2残留に向け欠かせない存在。
 そんな榊に話を聞いた。



―鹿児島ユナイテッドFC戦でのゴールした時の気持ちを教えてください。

 J2初ゴールで長い間ゴールを取れていなかったので、すごく嬉しかったです。


―鹿児島戦でスタメンと分かった時はどんな気持ちになりましたか?
 
 FWで出場できることがとても嬉しかったです。同時にFWで出るという事は結果が求められるので、「絶対に得点を獲ろう」と思って試合に入りました。その中で、田代(雅也)が先制点を獲ってくれてチームもいい流れになって。追加点も上手く獲れて、あの試合はすごくいい雰囲気でやれたと思います。

―どんな気持ちで練習に取り組んでましたか。

 出場した時にチームの役に立てるようにということを常に考えてトレーニングしていました。

―トレーニングマッチでもかなり結果を残していらっしゃいましたよね。

 そうですね。去年は毎試合点を獲って、アシストもしていました。トレーニングマッチでモチベーションやコンディションを上げて出番を待っていました。

―表情も変わった気がしますが、ご自身で変化を感じることはありますか?
 
 やはり試合に出られるのはすごく嬉しくて、楽しいです。一方で、結果が求められるのでチームの役に立てるようにピッチでみせたいです。

―「結果が求められる試合」はこれまでのサッカー人生の中でもたくさんありましたか?

 毎試合、どんな試合でも結果は求められていると思います。ただ、その中でも今のチーム状況、やっと自分にチャンスが回ってきたという点で、自分自身もチームも勝利が一番大事になってくると思います。そこに貢献したいですね。

―先輩から声を掛けられることもありましたか?

 (廣瀬)浩二さんや菅(和範)さんはずっと見てくれていたので、「思い切ってやるだけだから。今までやってきたことをピッチでやれるように頑張ってこい」と試合前に言ってくれました。

―重要な試合が続きますが、意気込みを教えてください。

 一試合一試合、全力で戦ってチームの勝利に貢献したいです。

―サポーターのみなさんにもメッセージをお願いします。

 毎日のように練習場に来てくれる方、試合でゲーフラを持って応援してくれる方、自分が活躍する姿はそういった方々の喜びにもなると思います。自分が頑張っている姿をみせられるように、チームで勝てるように頑張ります。
 

榊 翔太 SAKAKI Shota
#16 FW
1993 年8 月3 日生まれ、北海道出身、 163cm/61kg
コンサドーレ札幌U-18→コンサドーレ札幌→SV ホルン→栃木SC
 

平井久美子Hirai Kumiko
フリーアナウンサー。京都府出身。栃木放送「バモス!栃木SC」「ブリッツェンのイナズマRadio!!」パーソナリティ。
スポーツでは、栃木SC 応援番組、実況中継・ピッチサイドリポート、高校野球、マラソンリポート、バレーボール、サイクルロードレース、なでしこリーグ実況などを担当。サッカー4 級審判員、防災士、アロマテラピー検定1級、テレビ検定3 級、元東京ドーム売り子