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栃木SCコラム【第7回】栃木SC 廣瀬浩二選手インタビュー
 

廣瀬浩二選手インタビュー

Interview

Text/平井久美子・Photograph/栃木SC

 
 
 
リーグ最終戦となったJ3リーグ第34節沼津戦。第33節終了時点の順位は、首位が栃木SC、2位アスルクラロ沼津、3位ブラウブリッツ秋田。最終戦を前に1位から3位、全ての可能性を残していた。来年1年が決まると言っても過言ではない重要な一戦。先制点を獲得したのは沼津だった。前半7分、右サイドからの太田のクロスに薗田がヘディングゴールを決める。栃木にとって痛すぎる失点だ。

0-1で迎えた後半、もちろん栃木は攻める。試合が動いたのは後半32分の栃木のコーナーキックからだった。和田達也が蹴ったボールは相手に当たりクリアされるがセカンドボールを和田が回収。何度も攻撃を続け、菅和範からのクロスをネイツ・ペチュニクが落ち着いて決める。残り15分を切ったところで、同点に追いついた。

その後、5分のアディショナルタイムも集中した守備で耐え抜き、1-1のまま試合終了。この日、他会場で試合をしていた3位秋田がガイナーレ鳥取に勝利したため、秋田が優勝し栃木は2位に終わったが、無事J2復帰を決めた。
1年でのJ2復帰を目指した昨シーズン、リーグ2位に終わり、ツエーゲン金沢との入れ替え戦にも敗れ昇格を逃した栃木SC。今シーズンの開幕戦は、FC琉球に0-0の引き分け。夏(7月8日のカターレ富山戦以降)に、13試合負けなしという好調ぶりをみせたものの、終盤6試合勝ちなしと楽なシーズンではなかった。ただ、だからこそ得たものも大きかっただろう。

「集心必勝」「全員戦力」。振り返れば、選手、スタッフ、フロント、サポーターの思いが集まって奪った勝利がたくさんあったように思う。この2年で得た思いを胸にJ2の舞台で戦おう!
 

ー廣瀬選手にとってこの2年はどんな2年になりましたか?

1年で昇格するぞという強い気持ちで取り組んで、誰一人力を抜くことなく取り組んだ1年目。それでも昇格を逃しました。
あの思いというものは、今でも強く残っています。昇格を果たせず去らなければならない仲間もいました。ただ、あの1年があったから最後、引き分けが続いて結果を出せなくても昇格できたのだと思います。この2年間戦った全ての仲間に感謝しています。同時に、終盤引き分けたという課題をJ2の舞台で晴らしたいと思います。

ーやはり〝この1年〟ではなく、〝2年〟という捉え方なんでしょうか。

理想は1年で昇格することでした。ただ、最後の最後で馬力が足りず、昇格できなかった。今年も終盤での力がもっと必要でした。
今シーズンは昇格できたので、この喜びを噛みしめたいです。ただ、最後に力を出せなかったというところの悔しさはみんな持っています。良いように言えば、みんな浮かれることはないと思います。来シーズンはカテゴリーが1つ上がるので、より一層チームとしてのまとまり、一人ひとりのクオリティを上げないといけません。僕自身ももっとゲームに絡まないといけないという危機感も感じています。いい準備をしたいと思います。

ー危機感ですか。廣瀬選手自身、昨シーズンと比較して出場機会が減った中、来シーズンの個人的な目標としてはいかがですか。

サッカー選手は試合に出て、なんぼです。ここから下がるのではなく、ここで一回しゃがんで飛躍できるようにまだまだできるというところを見せたい。そまずは個人のレベルアップを多方面から考えたいです。あとは、チームの為に何ができるか、そこも高めたいですね。

ー最後にサポーターのみなさんに一言お願いします。

本当にこの1年間ありがとうございました。
J3で戦った2年間はサポーターのみなさんにも大変な思いをさせたと思います。選手・サポーター、一人でも欠ければ今シーズンの最後の結果は得られていませんでした。全ての人に感謝したいです。まずは、応援したくださったみなさん、楽しいクリスマスと年末を迎えて欲しいです。来年はJ2の舞台で旋風を起こせるように僕たちも頑張ります。みなさんにはずっとついてきて欲しいです。


 
 
廣瀬浩二 FW #8
Kouji Hirose

Profile
ひろせこうじ
1984年3月13日生まれ
京都府出身、166cm/64kg
サガン鳥栖 → 栃木SC
 
平井久美子
Hirai kumiko

Profile
フリーアナウンサー。京都府出身。
栃木放送「ブリッツェンのイナズマRadio!!」パーソナリティ。
スポーツでは、栃木SC応援番組、実況中継・ピッチサイドリポート、高校野球、マラソンリポートなどを担当。 サッカー4級審判員、防災士、アロマテラピー検定1級、テレビ検定3級、元東京ドーム売り子