●安齋竜三ヘッドコーチインタビュー
優勝まで毎試合全力でやらなければならない。
―プレシーズン3試合を終わって仕上がり具合は?
前2試合の反省を生かしながら3試合目は、しっかりと成長したバスケットができたかと思います。
ただ、ターンオーバーや、リバウンドを大事なところで相手に取られて、負けてしまいました。
でも、プレシーズンマッチで悪いところ出た方が、シーズンに入ってもっと意識を高められることができるので、琉球ゴールデンキングス戦のクロスゲームは良い経験になったかと思います。
―ディフェンスの部分で、今やろうとしてることが前の試合よりは良くなったかと思いますが。
まだ選手が全員揃っていないので、できていない部分もありますが、ポジショニングなど練習でできないので、フロアバランスなどいろいろな部分でゲームでできたことは大きいです。
去年とほぼ同じメンバーなので、焦りもなく落ち着いてできたかと思います。変えなくて良いところは変えず、去年の反省を生かしてオフェンスシステムを少し変えたりしています。
今いる選手の中でどのようにやったら良くなるかということを考えて構築しています。一人ひとりのスキルアップが大事と考えています。
―今季で3シーズン目ですが今年のチームは?
一昨年シーズン途中からHCをやっていますが、オフシーズンからやるのが昨年が1年目だったので、ある程度のシステムだったりスタイルだったりということを、この時期にどんどん詰め込んでいかないと不安がかなりありました。
今シーズンは去年のメンバーがほぼそのままいるので、オフシーズンからの2年目は余裕を持ちながら、駄目なところなど反省点を改善していくことができるので、シーズンに入ってもっともっと良い方向に持っていければと思います。
―これから日本代表選手(比江島慎、竹内公輔)も帰ってきますし、新しい外国人選手(シャブリック・ランドルフ)も入ってきますし、しっかりとチームを構築していければ去年以上の結果を狙えるチームになると思います。
アルバルク東京も選手があまり変わっていませんが、他のチームはメンバーが変わっていますので、やってみないとわからない部分があります。
ブレックスの持ち味や、核となる部分のディフェンスなどをしっかりとやっていけば、大崩する事はないと思います。
スカウティングもしながらですが、しっかりとやっていければ、おのずと結果が出てくると思います。
―今期の目標は?
当然優勝です。
ただ、そこにつながるために毎試合いろいろなことを全力でやらなければいけないし、去年負けたというところで何か足りなかったことがあるわけで、それを補えるように、もっともっとチームとして確立していけるように毎試合チームとして
全力で闘います。そのために、毎日の練習を全力で取り込むのが大事だと思います。
今シーズンも応援よろしくお願いします。
安齋竜三Anzi Ryuzo
1980 年11 月10 日生まれ、福島県出身
選手歴 :大倉三幸→大塚商会→埼玉ブロンコス→リンク栃木ブレックス
コーチ歴:リンク栃木ブレックス・アシスタントコーチ→リンク栃木ブレックス ヘッドコーチ