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栃木SC インタビュー【第30回】川田修平選手インタビュー
 
10月7日、クラブから衝撃的なリリースが出された。
内容はGKのユ ヒョンがトレーニング中に左脚腓骨を骨折、復帰まで約2~3 か月を要する見込みというものだった。


今シーズン、開幕から34節まで先発起用されていたユ。シーズン中の復帰は絶望的な状況を表していた。
その中でスタメン起用されたのが川田修平。

10月6日の徳島ヴォルティス戦から、栃木のゴールマウスに立ちはだかる(11月10日大宮アルディージャ戦時点)。
そんな川田に話を聞いた。




―徳島ヴォルティス戦でJリーグ初スタメン起用。そこから試合を重ねて気持ち準備の仕方は変わりましたか?


 特に変わらず、いつも通りを心掛けています。
気合いを入れて準備をしているということは特にありませんね。



―手応えはいかがですか?


 高いレベルのFWの選手と対峙する機会がありますが、その中で通用している部分も感じています。
こういう風にしたら止められる、逆にこういう風にしたら取れないといったことを肌で感じることができています。
それを次にも活かしていきたいです。



―一方で、失点を少なくするために、どんなことが必要だと思いますか?


 個人的なレベルアップはもちろん、チーム全体として集中を切らさないことも間違いなく必要だと思います。



―毎回、試合が終わるごとにアドバイスはあるのでしょうか?


 ディフェンスラインの選手と話をしますね。
その中で、「もっとこうした方がいい」ということはしっかり受け止めて改善するようにしています。



―具体的に改善できてきた部分はありますか?


 ゲームの状況を見ながらの進め方やプレーの選択。
それから失点シーンを切り取って「こういう風にすれば守れたんじゃないか」ということは考えています。

そういうところはどんどん理解していけていると思います。



―これから何年も続く選手生活。「こんなゴールキーパーになりたい」というような目標はありますか?


 やはりチームを救えるキーパーになりたいですね。



―目標としている選手はいらっしゃいますか?


 目標は特にないですが、自分の中で理想としていたキーパー像がヒョンと被っていたことが多く。

そういう意味で、今シーズン、ヒョンの近くでプレーできたことは凄くプラスだったと思います。

まずはヒョンの真似をしてヒョンと同じようにプレーできれば、自分の理想に近づくなと思い常に近くで(技術を)盗んでいました。

 

平井久美子Hirai Kumiko
フリーアナウンサー。京都府出身。
栃木放送「ブリッツェンのイナズマRadio!!」パーソナリティ。スポーツでは、栃木SC 応援番組、実況中継・ピッチサイドリポート、高校野球、マラソンリポートなどを担当。
サッカー4 級審判員、防災士、アロマテラピー検定1級、テレビ検定3 級、元東京ドーム売り子