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―合流してしばらくたちました。感触はいかがですか？
　先輩達がいい雰囲気作りをしてくれていて。僕を含め新入団選手がたくさんいる中でやりやすい環境を作ってくださっているので、みんな伸び伸びとやれていていい感じなのかなと思います。


―プロと大学の違いは感じますか？
　環境面が一番違うと思っています。サッカーで100％のパフォーマンスを出すための環境が整っています。職業であり、人生がかかっているということで、みんなサッカーに対する思い入れが強く意識が高い集団で、そこが（プロと大学で）違うのかなと感じています。


―ユース出身の選手もたくさんいらっしゃいますね。
　昔から長くやってきた仲間が大学を経由して別のところに行き、また一緒にやれるのはやりやすいです。一緒に切磋琢磨して栃木ＳＣを強くしていきたいなと思っています。


―ご両親の反応はいかがですか？
　小学生の頃からグリーンスタジアムで只木章広さんや上野優作さんをみていました。そこに僕が立つチャンスを与えられたということに親も喜んでいます。僕自身も嬉しいです。


―グリスタでプレーできるのは楽しみですか？
　かなり楽しみです。小さい時からの憧れの場所です。堂々とプレーしたいと思います。


―開幕も楽しみですね。
　そうですね。試合に出てしっかりチームの勝利に貢献できるように頑張りたいです。


―２節は北関東ダービーですね。
　いきなり来たかという感じです。水戸ホーリーホックさん、ザスパクサツ群馬さんには絶対勝ちたいです。実力も僅差だと思います。今のこの時期に鍛錬して積み重ねることが結果に繋がると思うので、今の時期を大切にしたいです。


―栃木県民からすると北関東ダービーは違うものですか？
　やはり特別な意識はありますね。


―背番号１８番ですよね。決め手はあったのでしょうか？
　坂田（良太）さんが引退して１８番が空いたということですね。ガンバ大阪戦など選手としての印象も強いですが、それだけでなく人間性も魅力があり憧れていた部分がありました。空いているならば是非、つけさせてくださいとお願いしました。


―坂田選手に連絡はしましたか？
　直接連絡はしていませんが、必勝祈願祭でお会いして「１８番をつけさせていただきます」と伝えたところ「頑張れよ」と言っていただきました。短い言葉でしたが、しっかりとメッセージは受け取りました。責任と自覚を持って頑張りたいと思います。


―サポーターのみなさんにもメッセージをお願いします。
　サポーターのみなさんにとてもいい印象があります。昔からサポーターさんを含め栃木ＳＣにはお世話になりました。僕が中心となって栃木の勝利に貢献できるように頑張っていくので、温かい声援をよろしくお願いします。





２月２３日、今年のＪ２リーグが開幕する。


　昨シーズン、背番号１０番を背負っていた地元益子町出身の西谷和希や攻守に渡り貢献していた浜下瑛、安定したセービングでチームを救ったユ ヒョンなどが退団。


　だが、今シーズン、元日本代表の矢野貴章やベテラン髙杉亮太、昨年の天皇杯、栃木ＳＣ対鹿島アントラーズとの試合で得点を決めた有馬幸太郎など、頼もしいメンバーが加わった。新たな栃木ＳＣに大きな期待がかかる。


　シーズン最終戦の試合が終わるその瞬間にチームに関わる全ての人が笑顔でいられるよう、今年も精一杯の声援でチームを後押ししよう！

 

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平井久美子Hirai Kumiko
フリーアナウンサー。京都府出身。
栃木放送「ブリッツェンのイナズマRadio!!」パーソナリティ。スポーツでは、栃木SC 応援番組、実況中継・ピッチサイドリポート、高校野球、マラソンリポートなどを担当。
サッカー4 級審判員、防災士、アロマテラピー検定１級、テレビ検定3 級、元東京ドーム売り子