お子様の学習に関わらせていただく塾講師の立場でも、昨今よく耳にする「非認知能力の重要性」は身をもって感じているところです。
さて、現在の大学入試では半数以上が一般入試ではなく、学力試験では判定できない意欲や適性、入学後の可能性などをじっくりと時間をかけて評価する総合型選抜・学校推薦型(旧AO・推薦)入試に変わり、近い将来、大学入試の70%以上が「推薦組」になると言われています。
そこで、当塾なりに学校の定期テストの点数が高い生徒の「非認知能力」を、学術記事等を参考にしながら考察してみました。
結果としては学校の定期テストの点数が高い生徒は「非認知能力」も高くなる傾向にあると思います。
例えば、宣伝もしない当塾のような小さな塾では、努力なくテストの点数が取れる(認知能力)「天才」と呼ばれるお子様にお会いすることは皆無に等しいと思います。
今回表彰させていただいた3名が定期テストで結果を出している理由は、「努力の天才」「向上心の天才」「あきらめない心を持つ天才」など、それぞれが数値化できない天才の部分を兼ね備えているからだと思います。
これからも、小学生は非認知能力を伸ばせるように、そして、中学生・高校生には認知能力も同時に高めていけるような応援が出来たらと思います。